獄中で聴いたイエスタデイ
akkyです。
ポール・マッカートニー⇄ビートルズの事ばっかりですが…
最近読んだ本について。
ポールは1980年1月16日にウイングスとして来日したものの成田空港で大麻所持のため入国が許可されず、そのまま逮捕。10日間の留置場行きとなり予定されていた21日からの7公演は全てキャンセルとなってしまいました。
そのポールの日本での留置場生活中に同じく留置場にいた日本人筆者の書いた本です。
筆者とたまたま壁越しの雑居房に入っていたポールに「イエスタデイ、プリーズ」と言ったところ、アカペラで壁越しで「イエスタデイ」を歌ってくれた事やサインをもらった事等の回想録が書かれています。
なんともうらやましい。
ポールの歌に感動し、その後筆者が更生し目標を立てて、出所後ポール本人にお礼を言うためになんとか近づこうとする実話ですが、これがかなりおもしろい。
筆者がポールの歌に感動して更生しようとする自伝みたいな感じですが、ポールは日本で逮捕された後、ウイングスを解散させ塞ぎこんでしまい、しばらく低迷期が続くことになるんですが、当時のポールの心境なんかも書かれていておもしろくて一気に読みました。
表紙の写真はハンカチに書かれた実際のサイン。
0コメント